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暮らしのコラム

住まいの価値を高める【外壁・屋根のメンテナンス】

2022.05.20

住まいの価値

住まいを長持ちさせるには定期的なメンテナンスが効果を発揮します。

特に日夜風雨にさらされている外壁屋根は、劣化も進みやすく住まいに大きなダメージを与える可能性が高いので、計画的にメンテナンスを考えたい場所ですね。

まずは外壁です。最近の住まいでは「サイディング」をいう建材を使用する場合が多いと思います。サイディング材は概ね20年~25年の耐久性があると言われていますが、問題はこのサイディングに使われる「コーキング」や「シーリング」といわれる防水材で、5年~10年で補修が必要になります。

一方、長年外壁材として利用されることが多かったモルタル外壁ですが、地震などの振動により小さなヒビが入ることも多く、その隙間から雨水が侵入し土台や柱・梁の構造材をいためてしまう結果、住まいの寿命が短くなってしまうこともあります。

できれば5年~10年単位でこの小さなヒビを点検し補修する必要があります。さらに、サイディングとモルタル外壁ともに、20年~30年単位で表面の塗装を塗り替えることも考えたいものです。

次に屋根です。太陽光による紫外線やゲリラ豪雨など住まいの中で最も劣化が激しい場所のひとつです。屋根材としては「瓦」「鉄板系」「スレート(コロニアル)」といった建材が多く使われていますが、「瓦」の耐久性は約60年、「スレート(コロニアル)」は約30年、「鉄板系」はその材質や施工方法によって差があり、約15年~30年といわれています。

屋根のメンテナンスは上記の年数を参考に、下地材の状況チェックも含めて考えましょう。

外壁も屋根もメンテナンスするために「足場」という作業スペースを設置する必要がありますから、外壁や屋根のメンテナンス費用にプラスされるなど案外費用がかかります。資金のことも含めてできるだけ計画的に考えて準備することをお奨めします。

まずは、外壁や屋根の定期的な点検チェックを計画してみてはいかがでしょうか。時期や価格などお気軽にご相談くださいませ。

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